過去の競合命令にチェックポイントを設定するトランザクショナル・メモリ

元データ 2012-07-25

概要

並列プログラミングにおいてロックを用いない同期機構として,トランザクショナル・メモリが提案されている.トランザクションは不可分に実行されているかのように投機実行される.もし他スレッドのアクセスと競合した場合,トランザクションをロールバックし,初めから再実行する.長いトランザクションでは,ロールバックが大きなペナルティとなる.トランザクションの途中に戻る部分ロールバックを行うことでペナルティを削減できる.本稿では,過去に競合した命令直前でチェックポイントを取り,シグネチャ化したログによってロールバック・ポイントを選択することで,部分ロールバックによるペナルティを最小にするような手法を提案する.

著者

五島 正裕 東京大学情報理工学系研究科
五島 正裕 東京大学大学院情報理工学系研究科
塩谷 亮太 東京大学情報理工学系研究科:日本学術振興会
五島 正裕 東京大学 情報理工学系研究科
坂井 修一 東京大学 情報理工学系研究科
ハイハー グェン 京都大学情報学研究科
倉田 成己 東京大学大学院情報理工学系研究科

関連論文

▼もっと見る