曖昧再利用によるMP3エンコーダの高速化手法

元データ 2003-03-10

概要

コンバイラによる専用命令の追加を必要としない区間再利用機構を前提とした上で,MP3エンコーダに対して区間再利用の適用可能性を検討し,高速化を行った.また,入力値に許容範囲を設ける曖昧再利用を適用することで,更なる高速化を図った.エンコーダを分析のうえ,各処理部を対象とした合計20種類の再利用適用手法を提案し,それぞれの効果について評価を行った.手法を単独で適用した場合,再利用を全く適用しないものと比して最大25%の命令ステップ数を削減することができた.また,効果のあった手法を複数組み合わせて適用した結果,再利用処理のオーバヘッドを含めても最大で約30%のサイクル数を削減することができた.

著者

森 眞一郎 京都大学大学院情報学研究科
五島 正裕 東京大学情報理工学系研究科
五島 正裕 京都大学
富田 眞治 京都大学
津邑 公暁 京都大学
中島 康彦 京都大学/科学技術振興機構さきがけ研究21
竹村 尚大 京都大学

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