スラック予測を用いたクラスタ型スーパースカラ・プロセッサ向け命令ステアリング(ARC-4:スケジューリング,2006年並列/分散/強調処理に関する『高知』サマー・ワークショップ(SWoPP 高知2006))

元データ 2006-07-31 社団法人情報処理学会

概要

我々は,命令のスラック(slack)に基づくクリティカリティ予測を提案している.ある命令の実行をsサイクル遅らせてもプログラムの実行時間が増大しないとき,sの最大値をその命令のスラックという.前回の実行時のスラックを予測表に登録しておくことによって,それを今回の予測値とすることができる.本稿では,スラック予測をクラスタ型スーパースカラ・プロセッサのステアリングに応用する方法を提案する.各命令の実行後に得られるスラックの値によって,その命令が次回実行時に使用するクラスタを決定する.シミュレーションによる評価の結果,発行幅が4のプロセッサを2つのクラスタに分割した場合,クラスタ化されていないプロセッサに比べ約10%IPCが低下することが分かった.

著者

森 眞一郎 福井大学大学院工学研究科
嶋田 創 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
中島 康彦 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
富田 眞治 京都大学物質-細胞統合システム拠点
三輪 忍 京都大学
嶋田 創 京都大学
福山 智久 京都大学
五島 正裕 東京大学
五島 正裕 東京大学情報理工学系研究科
富田 眞治 京都大学
富田 眞治 京都大学工学部情報工学科
Tomita S Graduate School Of Informatics Kyoto Univ.
中島 康彦 奈良先端科学技術大学院大学
Tomita Shinji Kyoto Univ. Kyoto‐shi Jpn

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