高信頼セルによる回路の信頼性評価(ディペンダブル設計,デザインガイア2008-VLSI設計の新しい大地)
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概要
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近年のトランジスタ製造によるプロセス微細化によって,トランジスタの故障率の増加が問題となっている.そこで故障率の増加を抑える手法として,高信頼セルを用いて回路を構成する手法が提案されている.高信頼セルは従来セルと比較して耐故障性が高いと考えられている.この耐故障性を定量的に扱うためには,信頼性評価を行う必要がある.信頼性評価手法はいくつか提案されているが,従来手法を用いて高信頼セルの信頼性評価を行う場合,信頼性を正確に評価できない問題が生じる.そこで本論文では,正確な評価を行うためにトランジスタの故障率をもとに回路全体の信頼性を評価する手法を提案する.これにより従来セルと高信頼セルによる回路の信頼性を定量的に評価することが可能になる.提案手法を用いた従来セルと高信頼セルの信頼性の評価実験を行った結果,従来セルと比較して高信頼セルの信頼性がどの程度高いかを定量的に示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-11-10
著者
-
中島 康彦
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
中田 尚
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
中西 正樹
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
山下 茂
立命館大学情報理工学部
-
中田 尚
奈良先端科学技術大学院大学
-
山下 茂
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
中島 康彦
奈良先端科学技術大学院大学
-
堀田 敬一
奈良先端科学技術大学院大学
-
中島 康彦
富士通(株)
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