フロントエンド実行によるプリロードの提案(ARC-2 : プロセッサアーキテクチャII)(2004年並列/分散/協調処理に関する『青森』サマー・ワークショップ(SWoPP青森2004) : 研究会・連続同時開催)

元データ 2004-07-30

概要

値予測は,データ依存による先行制約を緩和する手法として盛んに研究されてきたが,現状では十分な性能向上が得られているとは言い難い.それに対して我々は,フロントエンド実行と呼ぶ手法を提案している.スーパースカラ・プロセッサの命令パイプラインの,命令ウィンドウより上流をフロントエンド,命令ウィンドウおよびその下流をバックエンドと呼ぶ.フロントエンド実行とは,バックエンドに加えてフロントエンドにも演算器を配し,実行可能な命令をフロントエンドにおいても実行することである.本稿では,フロントエンド実行によってロード命令のアドレス計算を行い,その直後からキャッシュ・アクセスを開始するプリロードを提案する.シミュレーションによる性能評価の結果,プリロードにより11.8%の高速化を達成できることが分かった.

著者

富田 眞治 京都大学物質-細胞統合システム拠点
五島 正裕 京都大学大学院情報学研究科
森 眞一郎 京都大学大学院情報学研究科
中島 康彦 京都大学大学院経済学研究科
五島 正裕 東京大学情報理工学系研究科
五島 正裕 京都大学
富田 眞治 京都大学
富田 眞治 京都大学工学部情報工学科
福田 匡則 京都大学
小西 将人 大阪工業大学
中島 康彦 京都大学/科学技術振興機構さきがけ研究21

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