2次キャッシュを用いた再利用および並列事前実行機構における高速化手法(高速化手法)

元データ 2004-03-01

概要

再利用を用いた並列事前実行機構において使用される再利用表を,現実的な幅を持つCAMにより構成してきた.しかしながら,CAM自体の検索回数が増加しオーバーヘッドが大きくなるため,再利用の実行によりプログラムが性能低下する場合が存在する.本稿では,再利用表検索にかかるコストを評価する機構を追加し,この問題を解決する.予備実行との比較評価を行った結果,CAMに長レイテンシを仮定した場合においても,Stanfordでは予備実行の1%に対して約20-30%,SPEC95では4%に対し7-10%という,良好な平均サイクル数削減率が得られた.また,共有2次キャッシュを仮定し,再利用機構が効果的なプリフェッチ機構としても作用することを示した.

著者

森 眞一郎 京都大学大学院情報学研究科
五島 正裕 東京大学情報理工学系研究科
五島 正裕 京都大学
富田 眞治 京都大学
富田 眞治 京都大学工学部情報工学科
津邑 公暁 京都大学
清水 雄歩 京都大学
笠原 寛壽 京都大学
中島 康彦 京都大学/科学技術振興機構さきがけ研究21

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