マルチコア・プロセッサの不均質共有キャッシュにおけるLRU大域置き換えアルゴリズム(プロセッサアーキテクチャ)

元データ 2007-02-15 社団法人情報処理学会

概要

本稿では,マルチコア・プロセッサの不均質共有キャッシュ(non-uniform shared cache)における,LRUに基づいた大域置き換えアルゴリズムを提案する.マルチコア・プロセッサでは複数のプロセッサ・コアが同一のチップ上に存在していることから,プロセッサ間の緊密な通信環境が構築可能である.したがって,各プロセッサ・コアが独立して持つキャッシュはお互いに高速な参照が可能であり,これを利用してキャッシュの共有を行う構成を不均質共有キャッシュと呼ぶ.本稿ではこの不均質共有キャッシュにおいて,単一のLRU情報に基づき,キャッシュ・ラインの置き換えを行う手法について述べる.本手法では,使用されていないキャッシュ・ラインを他のコアの高次キャッシュとして用いることが可能であり,従来の共有キャッシュ構成と比較して平均で11%の性能向上を達成できた.

著者

五島 正裕 東京大学情報理工学系研究科
坂井 修一 東京大学大学院工学系研究科
塩谷 亮太 東京大学大学院情報理工学系研究科
五島 正裕 東京大学大学院情報理工学系研究科
入江 英嗣 科学技術振興機構
塩谷 亮太 東京大学情報理工学系研究科:日本学術振興会
フォン ルォン 東京大学大学院情報理工学系研究科
坂井 修一 東京大学 情報理工学系研究科
坂井 修一 東京大学大学院 情報理工学系研究科

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