逆Dualflowアーキテクチャ

元データ 2008-08-21 一般社団法人情報処理学会

概要

Out-of-orderスーパスカラ・プロセッサにおいて,レジスタ・リネーミングは命令間の依存を解析するために行われる.しかし,レジスタ・リネーミングに用いるRAMであるRMT(Register Map Table)は,ポート数が非常に多く遅延が大きい.また,アクセス頻度が高く消費電力も大きい.このため,レジスタ・リネーミングは高価な処理であり,またレジスタ・リネーミングの幅を増やすことも難しい.本研究では,レジスタ・リネーミングを省略する手法として逆dualflowアーキテクチャを提案する.逆dualflowアーキテクチャでは,命令のオペランドをプロデューサへの変位に動的に変換してトレースキャッシュに保存・再利用することにより,レジスタ・リネーミングを省略する.その代わり,トレースの種類が増加することによりトレースキャッシュ・ミス率が増加するが,パイプラインが短くなる効果により性能は維持できる.

著者

入江 英嗣 東京大学大学院情報理工学系研究科
五島 正裕 東京大学情報理工学系研究科
坂井 修一 東京大学大学院工学系研究科
塩谷 亮太 東京大学大学院情報理工学系研究科
五島 正裕 東京大学大学院情報理工学系研究科
坂井 修一 東京大学
入江 英嗣 科学技術振興機構
塩谷 亮太 東京大学情報理工学系研究科:日本学術振興会
一林宏憲 東京大学大学院情報理工学系研究科 現在,任天堂株式会社
坂井 修一 東京大学 情報理工学系研究科
一林 宏憲 東京大学大学院情報理工学系研究科 現在 任天堂株式会社
坂井 修一 東京大学大学院 情報理工学系研究科

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