分散共有メモリアクセスの優先度制御(ARC-9:並列処理2,2008年並列/分散/協調処理に関する『佐賀』サマー・ワークショップ(SWoPP佐賀2008))
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概要
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Cache-Coherent Non-Uniform Memory Architecture (cc-NUMA)の問題点は長いリモートキャッシュアクセスのレイテンシである。これを削減するために、本稿では、Out-of-Order実行を行うCPU内部における命令の実行状態であるローカルスラック値を用いて、それを優先度とし、NUMAのインターコネクトスイッチにおいてキャッシュリクエストの優先度制御を行う方式を提案する。提案方式による高速化を評価するため、マルチプロセッサ・ネットワークシミュレータにてSPLASH-2ベンチマークを用いて実行サイクル数を測定して評価した。その結果、Radix1M,water-spで最大1割程度の速度向上が見られたが、Radix128kでは16%性能が低下した。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 2008-07-29
著者
-
菅原 豊
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
入江 英嗣
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
平木 敬
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
菅原 豊
Ibmトーマスj.ワトソン研究所
-
平木 敬
東京大学情報理工学系研究科
-
平木 敬
東京大学理学部情報科学科
-
今井 浩
東京大学
-
今井 浩
九州大学
-
今井 浩
Erato今井量子計算機構プロジェクト Jst:東京大学情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻
-
平木 敬
東大
-
伊東 利郎
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
入江 英嗣
電気通信大学大学院情報システム学研究科
-
今井 浩
Jst‐erato
-
平木 敬
東京大学情報科学科平木研究室
-
平木 敬
電子技術総合研究所電子計算機部計算機方式研究室
-
今井 浩
東京大学理学系研究科情報科学専攻 Erato今井量子計算機構プロジェクト 科学技術振興事業団
-
平木 敬
東京大学大学院情報理工学研究科
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