ツインテール・アーキテクチャ(ARC-3:プロセッサアーキテクチャII,2006年並列/分散/強調処理に関する『高知』サマー・ワークショップ(SWoPP 高知2006))

元データ 2006-07-31 一般社団法人情報処理学会

概要

スーパスカラ・プロセッサの命令パイプラインにおいて、命令ウインドウより上流をフロントエンドと呼び、命令ウインドウおよびその下流をバックエンドと呼ぶ。従来のスーパスカラ・プロセッサでは演算器はバックエンドに配置され、命令の実行はバックエンドのみで行われる。これに対して我々はフロントエンド実行という手法を提案している。フロントエンド実行とはバックエンドに加えてフロントエンドにも演算器を配置し、実行可能な命令をフロントエンドでも実行することである。フロントエンド実行には従来のプロセッサに比ベクリティカル・パス上の命令の実行間隔を狭める効果がある。本稿ではフロントエンド実行の考え方を押し進め、改良手法としてツインテール・アーキテクチャと呼ぶ手法を提案する。ツインテール・アーキテクチャはフロントエンド実行ステージを通常のパイプラインから独立させたものであり、これによってフロントエンド実行ステージによるパイプライン段数の増加はなくなる。この手法はフロントエンド実行において難点であった部分を改善してさらなる性能向上を図ることを目的とした手法である。

著者

入江 英嗣 東京大学大学院情報理工学系研究科
五島 正裕 東京大学
五島 正裕 東京大学情報理工学系研究科
坂井 修一 東京大学情報理工学研究科電子情報学専攻
坂井 修一 東京大学
入江 英嗣 科学技術振興機構
平井 遥 東京大学大学院情報理工学系研究科
平井 遥 東京大学
坂井 修一 東京大学 情報理工学系研究科
入江 英嗣 東京大学 大学院工学系研究科

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