無線センサネットワークにおいてクラスタヘッドとルータノードを用いて中継機能を分離することにより負荷分散を実現するクラスタリング方式(ネットワーク,フレッシュマン・セッション,ユビキタス・センサネットワーク,ユビキタス・システム,アドホックネットワーク)
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概要
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従来ではCluster Head(CE)の電力が尽きる前にCHを切り替える方式が提案されているが,CHであったノードの電力残量が少ないため,すぐに尽きてしまうという問題があった.本論文では,CHはデータ収集だけでなく,中継でも多くの電力を消費していることに着目し,中継を行うCHがルータノード(Rノード)を選出し,Rノードが中継を行うことにより負荷分散を図るクラスタリング方式を提案する.この方式では,負荷分散により,CHの消費電力をRノードに分散できるため,データ収集期間中にCHの電力が尽きる回数を低減させ,データ受信成功率が低下する時間を延長できる.計算機シミュレーションにより,提案方式は生存ノード数,およびシンクのデータ受信成功率の減少開始時間を延長できることを示す.
- 2012-05-10
著者
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