トークンパッシングとハブステーションによる代理パケット再送信を適用したWireless1394方式

元データ 2002-10-01 社団法人電子情報通信学会

概要

本研究では,Wireless1394方式のAsynchronous転送におけるデータパケットの送信待ち時間特性を改善するために,トークンパッシングとハブステーションによる代理パケット再送信を適用したWireless1394方式を提案する.提案方式では,トークンパッシング方式を適用することで,従来のWireless1394方式で用いられるポーリング方式のようにタイムアウトによって送信要求の有無を判断しないため,ポーリング方式と比較して送信権を得るまでの遅延を低減することができる.更に提案方式では,パケットの受信誤りが発生した場合,ノード間で繰り返しデータパケットの再送を行わず,送信ノードがハブステーションにデータパケットの再送を依頼し,ハブステーションが受信ノードに対してデータパケットを再送する.これにより,しゃへいされた伝送路を用いて再送を繰り返すことによって劣化していた送信待ち時間特性を改善することができる.計算機シミュレーションによって提案方式の特性評価を行い,従来のWireless1394方式と比較して,データパケットの送信待ち時間特性を改善できることを示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
萬代 雅希 慶應義塾大学理工学研究科
高橋 道人 慶應義塾大学理工学部情報工学科
萬代 雅希 慶應嘸義塾大学理工学部情報工学科
小森谷 陽多 慶應義塾大学理工学部情報工学科
有田 武美 通信放送機構(TAO)新川崎リサーチセンター

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