モバイルアドホックネットワークにおける第三者機関を用いない分散鍵管理方式(セキュリティ関係,一般)

元データ 2009-06-25 社団法人電子情報通信学会

概要

モバイルアドホックネットワークでは,インフラを想定することが難しいため,分散暗号鍵管理方式が用いられるが,従来では信頼できる第三者機関を用いて鍵生成機能を分散するという問題がある.そこで、本論文では,信頼できる第三者機関を無くすために,初期化時に一定数のノードが互いに部分的な初期化用パラメータを送り、鍵生成機能を幾つかのノードに付加する方法を提案する.また,提案方式は、鍵生成成功率を向上させるために,鍵生成機能を持つノードのネットワーク外への離脱を考慮しID廃棄リストを用いることで鍵生成機能の譲渡を可能とする.計算機シミュレーションにより,ネットワーク内の鍵生成機能を持つノードの数を一定に保つことで,提案方式が従来方式に比べ,鍵生成成功率を向上できることを示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
石井 方邦 慶應義塾大学理工学部情報工学科
谷田貝 健 慶應義塾大学理工学部情報工学科
笹瀬 巌 慶應義塾大学理工学部情報工学科
笹瀬 厳 慶應義塾大学

関連論文

▼もっと見る