2-PPMとBCH誤り訂正符号化を用いた光直交符号によるタイムホッピング型光符号分割多元接続方式

元データ 2002-10-01 社団法人電子情報通信学会

概要

光直交符号によるタイムホッピング型光符号分割多元接続(CDMA)方式において,BCH符号により誤り訂正符号化された符号語ビットに2-PPMを用いることを提案する.2-PPMを用いたシステムでは,各チップは2スロットから構成されており,重み位置で伝送されるビットに応じていずれかのスロットへ光パルスを送信する.受信側では両スロットについてしきい値判定により重み位置で送信ビットを受信する.多元接続干渉(MAI)の影響により,重み位置の両スロットがともにしきい値を超える受信信号に対しては消失ビットとみなすことができる.したがって,送信ビット列をBCH符号により符号化された符号語とすることで,MAIの影響を受けた符号語内のビットを消失ビットとして復号する復号処理を行うことで,BCH符号の訂正能力の範囲でMAIの影響を除去することができる.光検出器の出力がポアソン分布に従うものと仮定し,理論解析を行った結果,提案方式は,従来のCDMA方式とオンオフキーイングを用いたタイムホッピング型光CDMA方式と比較して優れた誤り率特性を得られることを示す.また,拡大BCH(eBCH)符号の利用により更にMAIの影響を除去できることを示す

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
園田 敏雄 慶應義塾大学理工学部情報工学科
岩田 綾子 慶應義塾大学理工学部情報工学科
澤頭 寛 慶應義塾大学理工学部情報工学科
鎌倉 浩嗣 千葉大学工学部電子機械工学科
鎌倉 功弘 慶應義塾大学理工学部情報工学科

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