Mobile IPにおける隣接ルータアドレスを用いた適応型RSVPコネクション更新方式(フォトニックネットワークシステム/制御,GMPLS,一般)

元データ 2003-05-16 社団法人電子情報通信学会

概要

本研究では, Mobile IP における隣接ルータアドレスを用いた適応型Resource reSerVation Protocol(RSVP)コネクション更新方式を提案する.提案方式では, RSVPコネクション上における各ルータが前ホップであるルータのIPアドレスだけでなく次ホップであるルータのIPアドレスも記録する.また, Mobile Node (MN)がハンドオフ後におけるRSVPコネクションを更新するため,MNがSEARCHメッセージを送信する. SEARCHメッセージを受信した各ルータは自身が記録する前ホップであるルータのIPアドレスと次ホップであるルータのIPアドレス,およびSEARCHメッセージを比較することによって,MNのハンドオフ後におけるRSVPコネクションを更新する.提案方式では,MNがハンドオフ前に設定した既存のRSVPコネクション上の経路を常に部分的に用いているため,新規に設定するRSVPコネクションのホップ数を低減し,従来方式と比較してRSVPコネクションの更新時間の増加を低く抑えることができる.さらに,MNのハンドオフに伴い, RSVPコネクションを設定する経路を延長しないため,従来方式と比較してRSVPコネクションのホップ数を低減する.計算機シミュレーションによりRSVPコネクションの更新時間およびホップ数を評価し,提案方式の有効性を示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
村上 剛 Kddi株式会社
村上 剛 慶應義塾大学理工学部情報工学科
高沢 智明 慶應義塾大学理工学研究科
宇都宮 依子 慶應義塾大学理工学研究科
高橋 道人 慶應義塾大学理工学部情報工学科

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