センサネットワークにおいて複数経路構築により消費電力を分散しセンシング可能領域の低減を抑制するデータ拡散プロトコル

元データ 2005-02-25 社団法人電子情報通信学会

概要

本研究ではセンサネットワークプロトコルであるScalable Energy-efficient Asynchronous Dissemination(SEAD)において, より長時間のセンシングを可能にするため, dissemination tree (d-tree)上のセンサノードの消費電力を均等化する経路分散プロトコルを提案する.提案方式では, sourceから各sinkへfirst_d-treeとsecond_d-treeの2経路を構築し, 2経路のd-treeをパケット送信の度に交互に切り替えることにより, 消費電力を均等化し, センサネットワーク内におけるセンシング可能領域の減少を抑制する.また, d-tree上における分岐点での分岐数を2本に制限することにより, 特定のセンサノードにおける過度の電力消費を回避する.計算機シミュレーションにより電力を消耗したセンサノード数, およびセンシング可能領域の減少率を評価し, 提案方式の有効性を示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
筒井 康浩 慶應義塾大学理工学部情報工学科
村上 剛 Kddi株式会社
木村 朋樹 慶應義塾大学理工学部情報工学科
村上 剛 慶應義塾大学理工学部情報工学科

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