RCS2000-38 DS-CDMAのためのマルチステージ型シリアル干渉キャンセラにおけるステージ終了後の残差信号を用いた適応的重み係数制御方式

元データ 2000-06-23 社団法人電子情報通信学会

概要

DS-CDMAにおける干渉キャンセラの中で受信特性の優れた方式に, マルチステージ型シリアル干渉キャンセラ(MSSIC)がある.MSSICにおいてビットの検出に誤りがあった場合, キャンセル後の残差信号内の信号エネルギーはキャンセル前に比べ増加する.そのため, 残差信号内含まれる信号成分を検出することにより, 検出したビットの信頼性を推定することが可能である.本稿では, 従来固定であった重み係数をこの信頼性に基づき, 適応的に制御する方式を提案する.また, 提案方式では重み係数を負の値まで考慮する.負の重み係数を用いることにより, 誤っていると推定される干渉レプリカを反転・訂正することが可能となる.計算機シミュレーションにより, 提案方式では, 一定の重み係数を用いた場合に比べBER特性が改善されることを示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
藤井 啓正 慶應義塾大学理工学部情報工学科
佐波 孝彦 千葉工業大学 情報工学科
柴原 正樹 慶應義塾大学理工学部情報工学科
諏訪 真悟 慶應義塾大学理工学部情報工学科
佐波 孝彦 千葉工業大学

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