小モジュール化と多段接続を用いたノックアウト拡張バンヤンマルチキャストATMスイッチ

元データ 2000-05-25 社団法人電子情報通信学会

概要

本研究では, ノックアウト集線網及びセルフィルタの総数を削減しつつ, 大規模なマルチキャストATMスイッチを構築するために, 小モジュール化したノックアウト集線網を拡張バンヤン網を用いて多段接続したノックアウト拡張バンヤンマルチキャストATMスイッチを提案する.提案モデルでは, ステージごとに分岐によるセルコピーとセルフィルタのフィルタリングによるセルルーチングを交互に行っているため, 一つのスイッチ構造内でセルコピーとセルルーチングを同時に行うことができ, 高速で高スループットなスイッチングが可能となる.まず, 提案モデルと従来モデルのノックアウト集線網及びセルフィルタの総数の比較を行い, 提案モデルでは両者の総数を大幅に削減でき, 大規模なマルチキャストATMスイッチに適していることを示す.また, 提案モデルのセル棄却率特性とシステム遅延特性を理論解析及び計算機シミュレーションにより求め, ノックアウト集線網によるセル棄却率の影響が大きい範囲では, ノックアウト集線網の出力数を増加させることによって, システム遅延を劣化させずにセル棄却率を改善でき, 出力バッファのオーバフローによるセル棄却の影響が大きい範囲では, 出力バッファサイズを増加させることによってセル棄却率を改善できることを示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
坂本 憲司 慶應義塾大学理工学部情報工学科:(現)株式会社nttドコモ
西野 嘉之 慶應義塾大学理工学部情報工学科
檜山 聡 慶應義塾大学理工学部情報工学科
檜山 聡 慶應義塾大学理工学部情報工学科:(現)nttドコモ
笹瀬 巌 慶應義塾大学 理工学部 情報工学科

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