不均一トラヒックに有効なBackpressureモードとQueue Lossモードを併用した入出力バッファ型ATM交換機

元データ 1997-11-25 社団法人電子情報通信学会

概要

本論文では, Backpressureモードを用いた入出力バッファ型ATM交換機モデルに関して, 不均一トラヒックのもとでの平均系内時間およびセル棄却率の特性を改善するために, Backpressureの大きさがあるしきい値を超えたセルに対して, Queue Lossモードを適用する交換機モデルを提案する. 解析を行うシステムは, ベルヌーイ過程に従い到着するセルを同期的に処理する同期交換システムとし, トラヒックは不均一トラヒックとして出力アドレスの選び方に偏りが存在するホットスポットトラヒックを用いる. ホットスポットトラヒックのもとでの平均系内時間およびセル棄却率を理論解析し, 計算機シミュレーション結果より解析法の妥当性を確認する. そして, 平均系内時間特性およびセル棄却率特性の結果より, 不均一トラヒックのもとでの提案モデルの有効性を示す. 更に, 提案モデルについて, Queue Lossモードが適用されるBackpressureの大きさのしきい値に対する平均系内時間特性およびセル棄却率特性を評価し, 最適なしきい値について考察する.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
竹森 敬祐 慶應義塾大学理工学部情報工学科
竹森 敬祐 株式会社KDDI研究所
塩川 茂樹 慶應義塾大学理工学部電気工学科:(現)名古屋工業大学電気情報工学科
塩川 茂樹 名古屋工業大学電気情報工学科
厩橋 正樹 慶應義塾大学理工学部電気工学科
厩橋 正樹 慶應義塾大学理慶應義塾大学理工学部電気工学科:(現)日本電気株式会社c & Cメディア研究所

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