適応同一周波数干渉キャンセラを用いたOFDMシステムにおける周波数分散符号化及び周波数インターリービングの特性評価

元データ 2001-07-12 社団法人電子情報通信学会

概要

直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)システムにおける他セルからの同一周波数干渉(CCI:Co-Channel Interference)を軽減する方式として, 同一周波数干渉キャンセラがあるが, 希望波と干渉波の電力が同レベルの場合, 干渉除去が困難になるため誤りが集中し, 誤り訂正符号を用いても訂正できないという問題がある.そこで本稿では, 周波数分散符号化及び周波数インターリーブを同一周波数干渉キャンセラに用いることで, 集中的に誤りが発生することを避け, 誤り訂正符号の能力を高める方式を提案する.計算機シミュレーションにより, 周波数分散符号化のみを行なう場合, 周波数インターリーブのみを行なう場合, 周波数分散符号化と周波数インターリーブを両方行なう場合を比較する.また, 周波数分散符号化を相関の高い隣り合ったキャリアで用いた場合と, 相関の小さい離れたキャリアで用いる場合についても比較を行なう.その結果, SIR(Signal to Interference Ratio)が負の場合は周波数分散符号化と周波数インターリーブを組合せたものが, SIRが正の場合は周波数インターリーブのみを施すのが最も誤り率が改善できることを示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
藤井 威生 東京農工大学工学部電気電子工学科
佐波 孝彦 千葉工業大学 情報工学科
柴原 正樹 慶應義塾大学理工学部情報工学科
佐波 孝彦 千葉工業大学
藤井 威生 慶應義塾大学理工学部情報工学科
笹瀬 巌 慶應義塾大学 理工学部 情報工学科

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