マイクロセルのチャネル割当にRP再構成型ARP法を適用したマルチレイヤセルラシステム

元データ 1999-06-25 社団法人電子情報通信学会

概要

マイクロセルシステムに適したチャネル割当法として,同時収容可能ユーザ数をARP法に比べ大幅に増加させることができるRP再構成型ARP法が提案されている.しかし,この方法では、チャネル切替数が増加し,特に高速で移動する端末では頻繁にチャネル切替が生じ,良好な通信品質を保つことができない.一方,マルチレイヤセルラ方式では収容可能ユーザ数を増やし,高速移動端末に対し良好な通信品質を提供できることが報告されている.そこで、本稿ではマイクロセルにRP再構成型ARP法を適用したマルチレイヤセルラシステムを提案する.計算機シミュレーションにより全ての端末及び高速移動端末の呼損率,強制切断率を評価した結果,提案するマルチレイヤセルラシステムは,マイクロセルにARP法を用いたマルチレイヤセルラシステと比較し,ハンドオーバー回数を最大2倍程度に抑えつつ,呼損率,強制切断率特性を大幅に改善できることを示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
藤井 啓正 慶應義塾大学理工学部情報工学科
佐波 孝彦 千葉工業大学 情報工学科
佐波 孝彦 千葉工業大学

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