Rate Adaptationを用いたOFDMA-CDMにおいてSelf Interferenceを低減するSINRに基づくサブチャネル割り当て及び割り当て率を用いたOVSF符号割り当て法(ブロードバンド無線アクセス技術,信号処理,無線通信一般)

元データ 2009-01-15 社団法人電子情報通信学会

概要

OFDMA-CDM(Orthogonal Frequency Division Multiple Access - Code Division Multiplexing)において,チャネル状況やQoS(Quality of Service)要求に応じて,拡散符号の多重比率を変化させることにより,送信レートを制御し,送信信号の信頼性を向上させる手法としてrate adaptationが提案されている.しかし,rate adaptationを用いたとしても,OFDMA-CDMにおける1サブチャネルの大きさは拡散符号長に依存するため,送信信号が受けるフェージング変動の影響は,多重比率の増減に関わらず,拡散符号長に依存する.従って,多重比率に応じてフェージング変動の影響を抑制することができれば,rate adaptationの効果をより向上させられると考えられる.さらに,OFDMA特有のマルチユーザダイバーシチ効果を活かしたサブチャネル割り当てを行うことにより,更なるフェージング変動への耐性が向上すると考えられる.そこで本論文では,まず各ユーザのサブチャネルごとの最大・最小の瞬時SINR(Signal to Interference plus Noise Ratio)の変動幅及び平均のSINRに基づくサブチャネル割り当て法を提案し,更に,拡散符号の多重比率を小さくした場合に,より狭帯域での逆拡散を行うためのOVSF(Orthogonal Variable Spreading Factor)符号割り当て法を提案する.計算機シミュレーションにより,提案のサブチャネル割り当て及びOVSF符号割り当て法がフェージングの影響を低減し,BER (Bit Error Rate)特性を改善できることを示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
飯島 諭 慶應義塾大学理工学部情報工学科
笹瀬 巌 慶應義塾大学理工学部情報工学科
笹瀬 厳 慶應義塾大学

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