ユーザトラフィックを考慮したOFDMAサブキャリア割り当て方式

元データ 2006-02-23 社団法人電子情報通信学会

概要

本論文では,OFDMA (Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)において,マルチパス環境下におけるBER特性改善のため,各ユーザのトラフィックを考慮してフェージングの影響が小さいサブキャリアを割り当てるユーザを決定する方式を提案する.従来方式では,ユーザが要求する送信または受信パケット数がユーザ間で異なる場合であっても,フェージングの影響の小さいサブキャリアをユーザに対して優先的に割り当てる順番を確率的に全ユーザで均等にしているため,優先順位が低いユーザの通信要求パケット数が多い場合,全体のBER特性が大きく劣化するという課題がある.提案方式では,通信要求パケット数の多いユーザに対し優先的にサブキャリアを割り当てることにより,通信要求パケット数が少なく優先順位が低いユーザと比較して,選択可能なサブキャリア数を多くすることで全体のBER特性を改善する.計算機シミュレーションによる特性評価を行い,提案方式が従来方式と比較して優れたBER特性を獲得することを示す.

著者

笹瀬 巌 慶應義塾大学大学院理工学研究科開放環境科学専攻
庄納 崇 インテル株式会社
庄野 崇 慶應義塾大学理工学部電気工学科
長谷川 貴正 慶應義塾大学理工学部情報工学科
周 瑞 慶應義塾大学理工学部情報工学科

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