フレーム長の変動を考慮したDPPM方式のフレーム同期

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概要

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光直接検出通信路におけるパルス位置変調(PPM)方式は、超低エネルギー通信の実現の可能性があるが、伝送レートを高めると伝送帯域が増加してしまうといった問題点がある。一方、PPM方式と同じ帯域で高い伝送レートを達成することのできる差動PPM(DPPM)方式が提案されている。DPPM方式では、シンボル中の光パルス励起後のスロットが削除されるため伝送レートは高くなるが、情報に応じてシンボル長が異なってしまい、シンボル同期やフレーム同期が困難になる。また、DPPM方式において高フレーム同期確率を得るためには、高エネルギーが必要とされる[1]。本研究ではDPPM方式の最小フレーム長と最大フレーム長を考慮した場合のDPPM方式のフレーム同期の解析を行い、従来より高フレーム同期確率が得られることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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