B-9-12 間引制御を用いたD-E級共振型dc/dcコンバータの解析

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概要

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携帯用電子機器の普及に伴い、機器の小型軽量化に貢献する高効率高電力密度電源の開発が着目されている。D-E級共振型dc/dcコンバータは、数百kHzの動作周波数において、90%以上のdc/ac変換効率を有するD級インバータと、同じく高効率ac/dc変換を実現するE級整流器から構成される。この回路は動作周波数により制御されるが、近年、整流器のダイオードと並列に能動素子を加え、一定の割合Sでこの素子を通電し、ダイオードの電圧パルスを「間引く」制御方式が提案された(図.1)。この方式では動作周波数を固定して出力を制御することが可能である。従来の研究では、低い間引き率に限定し、近似的な解析を与えているが、本研究では、間引き率全体を対象に、より正確な解析を与え、回路実験と比較を行なう。
1999-03-08

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