ストップシグナルとアダプティブアレーを用いたスロット非固執型CSMA方式の特性解析

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概要

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多くの端末が一つの基地局にパケットを送る時、限られた周波数の有効利用のために、一つのチャネルだけを利用するランダムアクセス方式の研究が盛んに行なわれている。その中でも、スロット非固執型CSMAにおいて基地局の受信機にアダプティブアレーを用いた方式では、アダプティブアレーによって、衝突したパケットの中から一つのパケットを受信し、その他のパケットを破棄することができるため、特に隠れ端末のある場合に有効である。しかし、この方式では受信されたパケットの伝送が終了しても、干渉バケットの伝送が終了するまではチャネルが使用できないためBusy Periodが長くなってしまい、スループット劣化の原因となる。そこで本研究では、アダプティプアレーを用いたスロット非固執型CSMA方式において、ストップシグナルを使用する方式を提案し、特性評価を行なう。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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