介護福祉士における離職意向と役割ストレスに関する検討

元データ 2003-07-31

概要

本研究は,介護福祉士の離職意向に対する役割ストレスの影響を明らかにすることを目的とした.役割理論を援用したKahnらの考えをモデル化し実証を試みたBedeianらのB&Aモデルを基礎に仮説を措定した.仮説の検証には構造方程式モデリングを用いた.調査対象は,岡山県介護福祉士会に所属する介護福祉士1,206人とした.最初に各測定尺度に関して確証的因子分析を行い,介護福祉士における使用の適切性を評価した.ついで離職意向の規定要因として「役割葛藤・役割曖昧性」と「職務における情緒的緊張」を配置した因果モデルを検証した.その結果,各測定尺度の妥当性,信頼性が確認されるとともに,仮説に基づき措定したモデルはおおむねデータに適合した.介護福祉士の離職意向について役割理論を援用し検討することの妥当性が示唆された.また介護福祉士の離職意向に関し,職務における情緒的緊張を1次要因,役割葛藤・役割曖昧性を2次要因として構造化しうる可能性が示された.

著者

中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
佐藤 ゆかり 岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科
香川 幸次郎 岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部・保健福祉学科
香川 幸次郎 岡山県立大学保健福祉学部
香川 幸次郎 岡山県立大学
香川 幸次郎 岡山県立大学 大学院保健福祉学研究科保健福祉学専攻
香川 幸次郎 吉備国際大学 保健科学部理学療法学科
澁谷 久美 心臓病センター榊原病院
佐藤 ゆかり 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科
佐藤 ゆかり 岡山県立大学 保健福祉学部 保健福祉学科

関連論文

▼もっと見る