幼児の問題行動に関する因子構造デルの検討

元データ 2000-12-25 日本保健科学学会

概要

本研究の目的は, 日本の健常幼児における問題行動の因子構造モデルを検証することであった。知的障害者の異常行動に関する研究を参考に, 幼児の問題行動を測定するための17項目のチェックリストを新しく作成した。対象は, 埼玉県M市内の公立保育所に在籍する児866名(男児389名, 女児477名)であり, 児の問題行動は担任保育士によって評価された。探索的因子分析の結果, 4因子解が得られた(無気力, 易興奮性, 多動, 不適切な言語)。さらに, 問題行動を2次因子, 前述の4領域を1次因子とする2次因子構造モデルを構築した。確証的因子分析を用いて, この2次因子構造モデルを検証した。モデルの適合度はX~2/dfが4.69, GFIが0.947, AGFIが0.921, CNが220であった。この結果, 本研究で示されたモデルのデータへの適合度は, 統計学的な許容水準を十分満たすものであった。

著者

中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部・保健福祉学科
矢嶋 裕樹 岡山県立大学 大学院保健福祉学研究科保健福祉科学専攻
矢嶋 裕樹 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻公衆衛生学講座
齋藤 友介 大東文化大学・文学部教育学科
齋藤 友介 大東文化大学文学部教育学科
矢嶋 裕樹 岡山大学医歯学研究科

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