育児負担感指標に関する因子不変性の検討
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概要
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本研究は育児負担感指標の交差妥当化をねらいに, 育児負担感指標の因子構造モデルに関する因子不変性の検証を目的に行った。統計解析に必要なデータは, 静岡市内の私立保育園を利用している世帯(293世帯)と静岡県内すべての心身障害児通園施設を利用している世帯(342世帯)の母親から得た。調査内容は母親の年齢, 児の数, 世帯構成, 教育歴, 職業, 世帯収入, 住居の種類ならびに育児負担感とした。育児負担感指標の検証すべき因子モデルは, 否定的感情の認知と社会的活動制限の認知を一次因子, 育児負担感を二次因子とする二次因子モデルであった。共分散構造分析を用いた同時因子分析により, 仮定した因子モデルが前記データに適合することを明らかにした。この結果は, 育児負担感指標の因子不変性を示すものであり, また育児負担感指標の交差妥当性を支持するものである。
- 日本保健科学学会の論文
- 1999-09-25
著者
-
中嶋 和夫
岡山県立大学保健福祉学部
-
中嶋 和夫
岡山県立大学
-
中嶋 和夫
岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
-
中嶋 和夫
岡山県立大学・保健福祉学部・保健福祉学科
-
岡田 節子
静岡県立大学短期大学部社会福祉学科
-
岡田 節子
岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
-
齋藤 友介
大東文化大学・文学部教育学科
-
齋藤 友介
大東文化大学文学部教育学科
-
岡田 節子
静岡県立大学短期大学部
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