母親の子どもに対するマルトリートメントの構造化の試み

元データ 2005-03-25 日本保健科学学会

概要

本研究では, 児童虐待に関する調査研究ならびに児童虐待に対する予防的介入事業の推進に資する基礎資料を得ることをねらいとして, 母親の子どもに対する不適切な関わり(マルトリートメント)の構造を明らかにすることを目的とした。調査対象は, 静岡県下の保育所を利用している母親とし, 統計解析には回収できた4,710名の資料を使用した。探索的因子分析の結果, 解釈可能な3つの因子(「身体的虐待」「心理的虐待」「ネグレクト」)が得られた。また, 確認的因子分析の結果は, これら3つの因子で構成したモデルが本データに十分適合することを示していた。また, 前述の因子構造モデルを構成する項目群を測定尺度とみなしたときの信頼性(内的整合性)は, おおむね良好な数値を示していた。以上の知見を踏まえ, 今後の子どもに対するマルトリートメント傾向尺度の開発ならびに研究の方向性について考察した。

著者

桐野 匡史 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部・保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院・医歯学総合研究科・社会環境生命科学専攻
唐 軼斐 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科保健福祉科学専攻
種子田 綾 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻公衆衛生学講座
種子田 綾 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部
矢嶋 裕樹 岡山大学医歯学研究科
矢嶋 裕樹 新見公立大学看護学部看護学科

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