障害児の問題行動と母親のストレス認知の関係

元データ 2004-09-25 日本保健科学学会

概要

本研究は,障害幼児の問題行動と母親のストレス認知(育児負担感)の関連性について明らかにすることを目的とした。調査の参加者は,S県内の障害見通園施設12施設に通園する児の母親319人と養護学校11校に在籍する児の母親1,030人であった。調査内容は児の属性(性,年齢,学年,障害,医学的分類名,問題行動),母親の属性(年齢,児の数,家族構成,就労),育児負担感とした。児の問題行動と母親の育児負視感の関係は,潜在変数を用いた重回帰モデル(多重指標モデル)を仮定し,構造方程式モデリングを用いて,その因果モデルの適合性と変数間の関係の程度を検討した。問題行動の母親の育児負視感に及ぼす影響の程度は,寄与率で31.0 %であった。特に,結果は問題行動の3つの因子のうちの「感情統制困難」の因子が,育児負担感の4つの因子のうちの「児に対する拒否感情」と「育児に対する否定感情」のふたつの因子により関係していることが示唆された。以上の結果を基礎に,問題行動にどのように専門家が対処すべきかについて討論した。

著者

桐野 匡史 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部・保健福祉学科
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院・医歯学総合研究科・社会環境生命科学専攻
種子田 綾 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻公衆衛生学講座
種子田 綾 岡山県立大学保健福祉学部
矢嶋 裕樹 岡山大学医歯学研究科
矢嶋 裕樹 新見公立大学看護学部看護学科

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