韓国都市部における認知症高齢者の主介護者における介護負担感と心理的虐待の関連性

元データ 2007-06-25 日本保健科学学会

概要

本研究は,高齢者虐待の発生予防に向けた効果的な介入指針を論議するための資料を得ることをねらいとして,認知症高齢者の家族介護者を対象に,介護負担態と心理的虐待の関連性について検討することを目的とした。調査は,韓国のソウル市と釜山市において在宅で介護している300名の主介護者とし,質問紙を用いた半構造化面接法により行った。分析には,各項目に欠損値がない245名の資料を使用した。構造方程式モデリングによる分析の結果,介護負担感の下位因子である「拒否感情」のみが心理的虐待の下位因子である「言語的攻撃」と「拒絶」に対して有意な影響を与えていた。以上の結果は,認知症高齢者に対する心理的虐待の予防あるいは防止を図る上で,介護負担感の軽減,とりわけ「拒否感情」に焦点を当てた介護者支援の必要性を示唆している。

著者

桐野 匡史 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
筒井 孝子 国立保健医療科学院
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部・保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 国立保健医療科学院 福祉サービス部
尹 靖水 梅花女子大学
柳 漢守 韓国又松大学医療社会福祉学科
金 貞淑 国際医療福祉大学大学院
筒井 孝子 国立保健医療科学院 福祉サービス部
尹 靖水 梅花女子大学現代人間学部
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部
金 貞淑 慶尚南道女性能力開発センター

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