障害幼児における「産医大版BI」の構成概念妥当性の検討

元データ 2003-03-25 日本保健科学学会

概要

本研究は,幼児(障害児・健常児)を対象として,蜂須賀らの開発した産医大版Barthel Index (産医大版BI)の構成概念妥当性の検討を目的とした。調査対象は,S県内の14ヵ所の心身障害児通園施設を利用している幼児280名,O県内の心身障害児通園施設7ヵ所とI県内の同施設12ヵ所を利用している幼児375名,S県M市内の公立保育園全14ヵ所の1歳児から5歳児クラスに在籍する幼児866名とした。産医大版BIの得点判定は,児を担当する職員が母親の了解のもとに行った。統計解析には,Wadeらの報告を基礎に「産医大版BI」に関する1因子モデルを措定し,確証的因子分析によりデータヘの適合度を検討した。その結果,1因子モデルは統計学的な許容水準を満たしていた。また,外的基準との関連で構成概念妥当性を検討するために,障害の有無(障害児・健常児)が前記尺度で測定される動作(ADL13項目)に与える影響を検討した結果,すべての動作に有意な影響が観察された。これらの結果は,「産医大版BI」が幼児の障害の有無を適切に反映しうる尺度であることを示唆するものである。

著者

桐野 匡史 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部・保健福祉学科
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院・医歯学総合研究科・社会環境生命科学専攻
種子田 綾 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻公衆衛生学講座
新田 收 東京都立保健科学大学・保健科学部
新田 收 東京都立保健科学大学
種子田 綾 静岡県社会福祉協議会
新田 收 東京都立保健科学大学保健科学部理学療法学科
矢嶋 裕樹 岡山大学医歯学研究科
矢嶋 裕樹 新見公立大学看護学部看護学科

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