地域住民におけるボランティア活動への参加動機と満足感の関連性

元データ 2004-06-25 日本保健科学学会

概要

本研究の目的は,住民ボランティアを対象として,ボランティア活動への参加動機がボランティア活動から得た利益や満足感とどのような関連性を有しているのかを検討することであった。調査は,住民ボランティア320名を対象とした郵送調査法により実施した。構造方程式モデリングの結果,修正を加えた最終モデルの適合度はおおむね良好であった(χ^2=160.34, df=86, χ^2/df=1.86, CFI=0.91, RMSEA=0.08)。また,ボランティア活動への参加動機が高い者ほど,利益が多いと認知し,満足感が高くなる傾向が示された。一方,ボランティア活動への参加動機から満足感に対する直接的な影響は有意ではなかった。以上の結果は,地域ボランティアの組織化にあたって,単にボランティア活動への参加を促進するばかりでなく,活動者自身の動機と利益をコーディネートしていくことの必要性を示唆するものである。

著者

中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部・保健福祉学科
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院・医歯学総合研究科・社会環境生命科学専攻
矢嶋 裕樹 岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻公衆衛生学講座
坂野 純子 東京都心身障害者福祉センター
坂野 純子 岡山県立大学保健福祉学部保険福祉学科
坂野 純子 岡山県立大学保健福祉学部
坂野 純子 岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科
坂野 純子 岡山県立大学 保健福祉学部保健福祉臨床講座
矢嶋 裕樹 岡山大学医歯学研究科
矢嶋 裕樹 新見公立大学看護学部看護学科

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