看護職者の「職業キャリア成熟測定尺度」に関する構成概念妥当性の検討

元データ 2012-00-00

概要

キャリア成熟は、Super,D.E.(1957)が提唱している職業的発達 vocational development の概念を発展的に継承したものであり、「発達課題に取り組もうとする個人の態度的、認知的レディネス」(Crites、1978)と定義されている。本研究においては、坂柳(1990)が開発した「成人キャリア成熟尺度(Adult Career Maturity Scales : ACMS)」を基礎に、看護師508名のデータを用いて項目反応理論による項目選定と構造方程式モデリングによる確証的因子分析を行い、看護師用の職業キャリア成熟の測定に寄与する適切な項目配置を検討した。その結果、あらかじめ仮定した3因子斜交モデルのデータへの適合性は、CFIが0.921、RMSEAが0.081であり、また看護職者の職業キャリア成熟における「関心性」「自律性」「計画性」の3因子各4項目で測定できることを明らかにした。本研究においては、看護職者における「職業キャリア成熟」の測定尺度が開発できたが、今後はさらに、前記因子モデルの不変性について検討を継続すると同時に、「職業キャリア成熟」の影響要因やインパクトについての検討が必要なことが推察された。

著者

實金 栄 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部保健福祉学科
中嶋 和夫 国立保健医療科学院 福祉サービス部
中島 望 岡山県立大学
山口 三重子 県立広島大学 保健福祉学部
山口 三重子 川崎医療短期大学
島津 望 流通科学大学サービス産業学部 医療福祉サービス学科
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部
山口 三重子 川崎医療福祉大学 保健看護学科
李 志嬉 岡山県立大学保健福祉学研究科博士前期課程
李 志嬉 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科
狩野 京子 岡山県立大学保健福祉学研究科
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部看護学科
山口 三重子 岡山県立大学保健福祉学部看護学科
李 志嬉 岡山県立大学保健福祉学研究科

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