韓国における就学前の子どもを持つ父親の家事参加とQOLの関連性

元データ 2012-00-00

概要

本研究は、就学前の子どもの父親の家事参加と本人のQOL(Quality of Life)の関連性を明らかにすることであった。調査対象は韓国S市、C市、Y市内の保育所15箇所を利用している1,250世帯とした。調査項目は父親の年齢、月収入、就業形態、家事参加、家族・家庭に対する貢献感の認知、夫婦関係満足感、精神的健康、健康関連QOL、母親の年齢、子どもの数、末子の年齢、就業形態で構成した。本研究では、父親の家事参加は自身の家族・家庭への貢献感の認知を通して夫婦関係満足感と精神的健康に影響を与え、また夫婦関係満足感は直接的または精神的健康を通して間接的に健康関連QOLに影響するといった因果関係モデルを構築した。前記因果関係モデルのデータへの適合性と変数間の関連性は、回収された739世帯のうち、524世帯のデータを用いて、構造方程式モデリングで解析した。その結果、父親の家事参加は、1)家族・家庭への貢献感を通して健康関連QOLに直接的に影響すること、また2)夫婦関係満足感ならびに精神的健康を通して健康関連QOLに間接的に影響することを明らかにした。以上の結果は、父親の家事参加の促進を企図した政策展開の必要性を示唆している。

著者

中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 国立保健医療科学院 福祉サービス部
朴 志先 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部
近藤 理恵 岡山県立大学保健福祉学部
金 貞淑 慶尚南道女性能力開発センター
朴 志先 両備介護研究所
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部看護学科
近藤 理恵 国立長寿医療研究センター,長寿医療工学
近藤 理恵 国立長寿医療研究センター長寿医療工学
近藤 理恵 岡山県立大学

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