知的障害児の母親の育児負担感が心理的マルトリートメントに与える影響

元データ 2013-02-28

概要

本研究は,知的障害児の母親の育児負担感が心理的マルトリートメントに与える影響を検討することを目的とした.対象者は,知的障害児通園施設12か所を利用している母親とした.統計解析には母親158人のデータを用いた.実証すべき因果関係モデルは,母親の育児負担感が心理的マルトリートメントに影響すると仮定した.このときの統制変数として母親の要因(年齢,児の数,学歴),障害児の要因(年齢,性別,障害程度),世帯構成,母親のコミュニケーション技術と攻撃性,父親の情緒的サポートに関する母親の認知を投入した.前記因果関係モデルのデータへの適合性は,構造方程式モデリングを用いて検討した.その結果,CFI=0.926,RMSEA=0.070と統計学的な許容水準を満たしていた.以上の結果から,知的障害児の母親の育児負視感の軽減が児に対する心理的マルトリートメントの予防にとって有効な方策になることを示唆された.

著者

中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 国立保健医療科学院 福祉サービス部
黒木 保博 同志社大学
朴 志先 岡山県立大学
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部
李 仙恵 両備介護研究所
朴 志先 両備介護研究所
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部看護学科

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