高齢者の家族介護者における介護コミットメントと介護継続意思との関係

元データ 2012-12-25

概要

本研究では,要介護高齢者を介護する家族の在宅介護支援に資する基礎資料を得ることをねらいとして,家族介護者の介護役割に関する認知を'介護コミットメント'概念で捉え,その下位概念を構成する3因子(情動的コミットメント,計算的コミットメント,規範的コミットメント)と介護継続意思との関連性を明らかにすることを目的とした。その結果,'情動的コミットメント'因子と'規範的コミットメント'因子が'介護継続意思'因子に有意な影響を示していた。これは,コミットメント理論が否定できないことを示唆している。従って,要介護高齢者が在宅での介護を望み,また家族が介護を継続することを志向するような場合には,従来の在宅サービスに加えて,家族介護者の介護コミットメントに対して直接的に介入すること,あるいは介護コミットメントに関連する要因への介入を通して間接的に介入することの重要性が示唆された。

著者

中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部
岡部 一光 株式会社両備システムズ
中嶋 和夫 岡山県立大学
中嶋 和夫 国立保健医療科学院 福祉サービス部
中嶋 和夫 岡山県立大学・保健福祉学部
小山 嘉紀 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科
岡部 一光 岡山県立大学大学院保健福祉学研究科
張 英恩 株式会社両備ヘルシーケア
中嶋 和夫 岡山県立大学保健福祉学部看護学科

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