Gボールを使って「心」と「からだ」を揺さぶろう : はれやか学級(知的障害特殊学級)における取り組みから

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概要

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これまで治療のためにだけ使用されてきたGボール(セラピーボール)も、近年では各学校でも学校教材として利用されるようになってきた。本稿では心もからだも揺さぶるような楽しいGポールの使い方を見い出すため、小学校知的障害特殊学級において、9名の児童と教師の協力の下、音楽と共に体を動かす「ボールエクササイズ」や「朝の会等に椅子からGボールに取り替える」といった取り組みを試みた。取り組みからは、児童のバランスやリズム感、模倣力などの各種運動能力が徐々に向上し、また笑顔の出方も活動の条件によっては異なることが示唆された。さらには、情緒の安定が見られる場面もあった。これらのような様々な事例を紹介し、笑顔を楽しさの指標とし、考察した。
北海道教育大学の論文
2003-02-05

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