地域における障害児の水泳活動に関する一考察 : 旭川市の水泳サークル「マーメイドキッズ」の活動から

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
本論は、旭川市の障害児水泳サークル「マーメイドキッズ」の歴史・現状の調査と、工藤が児童2名と水泳で係わった経過、様々な浮き遊具・楽しさを重視した活動の検討、養護学校・特殊学級・スイミングスクールへの水泳活動についての調査を報告する。その結果、障害児水泳の重要性を確認するとともに、楽しさを基本におき、一人一人に合わせた係わり方をすることの大切さが示された。また、マーメイドキッズの活動は水泳の技術向上だけでなく、友達との交流や健康面へも効果があること、余暇活動として卒業後も続けたいと多くの保護者が望んでいることが示された。今後,スイミングスクールにおける障害児専用クラスの開設、長期休業中の水泳教室開講・サークル新設等を通し障害児の水泳活動が積極的に行われることが切望される。
2003-02-05

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク