家庭生活空間でのかかわりを通した関係の深まり
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概要
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Sさんは1994年8月より北海道教育大学旭川校障害児教育研究室に,ほぼ週1回通っている。上口は1997年4月からSさんと週1回短時間のかかわりを続けたが,なかなか関係が深まらなからた。そこで,Sさんの家に3回泊めていただき,一緒に食事し,入浴するなどの経験を重ねるにつれ,上口に対してSさんの笑顔がふえる,声をだす,顔をなめてくれるなどの姿がみられた。このことはSさんの中心的生活空間である家庭というリラックスした空間のなかでSさんのやりたいことにっきあったことがきっかけであったと思われたので報告する。
- 1998-02-10
著者
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