障害幼児通園施設におけるTEACCHプログラム導入の試み1994 : (2)就学前指導の試み
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概要
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水野は,小学校の特殊学級を3年間担当してきて,幼児期と小学校の連携や学校卒業後の成人期を見据えた支援・援助の必要性を痛感してきた。TEACCHプログラムは,一生涯を展望した教育プログラムであり,幼児期・学校教育・成人期と一貫した体系性をもっているので,今後学校教育現場に十分生かせるものと考える。水野は,旭川市愛育センターみどり学園(発達障害幼児通園施設)に在籍している次年度小学校就学予定の自閉傾向をもつY君に焦点をあて,Y君に対して,遊びの場面で,ラポートの形成をはかり,担任の先生の指導方針や家族の方の関心事やY君自身の興味・関心を踏まえて個別プログラムを作成し取り組んだ。その間,Y君に自分と友達の名前や数字の読み書きができたり,集中して課題に取り組める態度が身に付いたり,依存からできることへの自立や発語の増加等の変容が見られ,TEACCHプログラムを学校教育に導入することの意義が認められた。
- 1995-03-10
著者
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