フィルタバンクとサブバンド領域での動き補償を用いた動画像圧縮

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概要

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フィルタバンクとサブバンド領域での動き補償を組合せて動画像符号化を行う。従来の動画像符号化にあったブロック歪みや動き推定の計算量の問題を次のように解決している。重複性のあるフィルタバンクを用いることでブロック歪み発生を防止し、動き補償をサブバンド領域においてサブバンドブロック単位で行うことで動き推定の計算量を低減する。また、イントラフレームと予測フレームのそれぞれに適した符号化を行っているので、高い符号化効率を得ている。そして、スケーラビリティ、プログレッシブ伝送、正確なビットレート制御などの特徴がある。
社団法人電子情報通信学会の論文
2001-03-22

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