ラグランジュ・ニュートン法を用いた線形位相M分割完全再構成FIRフィルタバンクの設計

元データ 1995-09-25 社団法人電子情報通信学会

概要

フィルタバンクは一般にパラユニタリなものとノンパラユニタリなものの二つに大別される.パラユニタリフィルタバンクは,分割・合成フィルタが同一の特性をもち,数々の利点を有するが,その設計は非常に困難である.そこで本論文ではノンパラユニタリフィルタバンクに注目し,ラグランジュ・ニュートン法を用いた線形位相M分割完全再構成FIRフィルタバンクの設計法を提案する.これはM-2個のフィルタを任意に設計し,残る二つのフィルタを完全再構成条件を満たしながらラグランジュ・ニュートン法を用いて最適化を行うという手順をとる.本方法により設計の自由度が増し,任意の次数をもつ完全再構成フィルタバンクが容易に設計できることを示す.更に,pairwise-shift対称性を用いることにより設計するフィルタの数を半分に減らすことができ,設計が更に容易になることを示す.

著者

池原 雅章 慶應義塾大学理工学研究科
長井 隆行 電気通信大学
長井 隆行 慶應義塾大学理工学部電子工学科
池原 雅章 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科
池原 雅章 慶應義塾大学

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