不等分割ブロック直交変換の直接構成

元データ 1999-07-25 社団法人電子情報通信学会

概要

ブロック直交変換 (Block Orthogonal Transform : BOT) は, 音声信号や画像信号を処理する際の基礎技術として広く用いられており, 現在では多くのBOTが知られている. しかし, それらのほとんどは, DCTのように信号を等間隔な周波数帯域に分割する等分割BOTであった. 一般に, 周波数帯域を不等間隔に分割すると, 等分割した場合よりも信号をより効果的に処理することができる可能性がある. こうした周波数帯域を不等間隔に分割する不等分割ブロック直交変換 (Non-Uniform BOT : NUBOT) の構成法としては, 等分割BOT (フィルタバンク) をツリー状につなげて実現する方法が最も容易であるが, このようなツリー構成法では各々のフィルタの特性が直接操作できないため, 符号化効率において最適なNUBOTを実現できない. 本論文では, ツリー構造を用いず直接構成することによって, 最適なNUBOTを実現する方法を提案する.

著者

池原 雅章 慶應義塾大学理工学研究科
長井 隆行 電気通信大学
長井 隆行 慶應義塾大学理工学部電子工学科
小幡 成樹 慶應義塾大学理工学部電子工学科
池原 雅章 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科
小幡 成樹 慶應義塾大学理工学部電子工学科:(現)(株)フジテレビジョン
池原 雅章 慶應義塾大学

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