線形位相完全再構成FIRフィルタバンクの設計

元データ 1996-01-25

概要

本報告では, 線形位相を有する完全再構成ノンパラユニタリフィルタバンクの新しい設計アプローチを提案する. 従来, 完全再構成ノンパラユニタリフィルタバンクの設計法では, 分割側のみを行列式が純遅延になることを条件として設計していた. そのため,その設計には制約付き非線形最適化を必要とした. ここでは, 完全再構成の条件を制約条件とするのではなく, エイリアシング及び振幅歪みの2乗誤差の和として評価関数に組み込む. これにより, 非線形最適化を必要とせず線形方程式を繰り返し解くことによって任意の次数をもつ完全再構成フィルタバンクを設計することが可能となる. 本文では更に,いくつかの例題により本方法の有効性を示す.

著者

池原 雅章 慶應義塾大学理工学研究科
長井 隆行 電気通信大学
長井 隆行 慶應義塾大学理工学部電子工学科
池原 雅章 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科
池原 雅章 慶應義塾大学

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