冗長性を削減した不等長線形位相フィルタバンクの設計と画像符号化への応用(信号処理,LSI,及び一般)

元データ 2004-06-11

概要

変換符号化は,現在の画像符号化技術の主流であり,最も標準的なブロック変換符号化方式はJPEGである.しかし,低ビットレートにおいて圧縮を行った際,視覚的に影響するブロッキングという現象が起きる.その問題に,重複直交変換(LOT)がひとつの解を与えた.しかし, LOTでは高周波数成分を変換符号化した際に,再構成画像でリンギングと呼ばれる現象が起こる.そこで提案されたのが不等長線形位相フィルタバンク(ULLPFB)である.この方法では,変換する周波数帯域によってフィルタの長さを変化させる事によって,ブロッキングリンギングを両方とも抑制する事が可能となる.しかし,依然フィルタバンク自体の問題点として,非線形最適化を用いるために,パラメータ数が多くなると飛躍的に最適化に時間がかかる様になってしまうという点が挙げられる.そこで,本報告では冗長性を削減した不等長線形位相フィルタバンクを設計し,更にそれを画像符号化へと応用する.

著者

池原 雅章 慶應義塾大学理工学研究科
田中 雄一 宇都宮大学工学部情報工学科
田中 雄一 慶應義塾大学理工学部電子工学科
越智 章裕 慶應義塾大学理工学部電子工学科
池原 雅章 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科

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