手先力保持タスクにおける人腕姿勢選択指標に関する考察

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概要

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本研究では, 手先力保持タスク遂行時の腕姿勢の選択指標に関して検討を行なった。この結果, 同一のタスク遂行時に計測された腕姿勢には再現性があり, 異なるタスクでは腕姿勢が変化することが明らかになった。この結果は, 何らかの指標に基づいてタスク遂行に適した腕姿勢が選択されている可能性を示唆している。さらに, 関節トルク最小指標および筋活性最小指標について比較検討した結果, 筋活性最小指標が腕姿勢選択に関連している可能性を示唆する結果が得られた。さらに, 手先力保持タスクにおいても最も心地よく感じる腕姿勢が選択されていることが明らかになった。また, 心地よさが筋活性レベルに基づいて感じている可能性を示唆する結果が得られた。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-03-13

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