ヒト腕のキネマティクスの順・逆内部モデルに関する心理物理的研究
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概要
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本研究では、到達運動におけるキネマティクス問題を解くためのモジュール構造を推測することを目的とし、計算論的考察と心理物理実験を行なった。実験環境はマニピュランダム、プロジェクタ、スクリーンにより構成され、マニピュランダムは被験者の腕を他動的に動かすのに用い、プロジェクタ、スクリーンは被験者の腕の手先位置を仮想的に変更するのに用いた。まず、複数のキネマティクス環境に応じて複数のモジュールが獲得するかについて調べた。次に、順キネマティクスと逆キネマティクスを解くためのモジュールが別々に存在するのか、単一のモジュールで解かれるかについて調べた。それぞれの結果から、キネマティクスの問題を解くモジュールは環境に応じて複数存在し、順キネマティクスと逆キネマティクスで別々にモジュールが存在していることが示唆された。
- 1999-03-18
著者
-
宇野 洋二
豊橋技術科学大学
-
宇野 洋二
豊橋技術科学大学情報工学系
-
福村 直博
豊橋技術科学大学情報・知能工学系
-
永澤 和行
豊橋技術科学大学情報工学系
-
四ノ宮 大輔
豊橋技術科学大学情報工学系
-
福村 直博
豊橋技術科学大学
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