CAS2010-9 ある2ソースネットワークにおけるブライスのパラドックス(システムと信号処理及び一般)

元データ 2010-06-14

概要

コンピュータネットワークにおいて,プレイヤーが自分の遅延を最小にしようと伝送経路を選択することを利己的ルーチングという.最近,進化ゲームを用いて利己的ルーチングが解析されている.シングルソースーシングルシンクネットワークでは,ネットワークの伝送遅延を小さくしようと新たに枝を追加した結果,伝送遅延が大きくなってしまう場合があり,プライスのパラドックスとして知られている.本報告では,マルチソースーシングルシンクネットワークにおける利己的ルーチングを複数集団レプリケータダイナミクスを用いて定式化し,ある2ソースネットワークにおいて,安定な平衡点となるフローを求める.そして,その2ソースネットワークにおいて枝を追加することにより,プライスのパラドックスと同様のパラドックスが生じることを示す.

著者

潮 俊光 大阪大学大学院基礎工学研究科
潮 俊光 神戸女学院大学
金澤 尚史 大阪大学大学院基礎工学研究科
浜口 慎平 大阪大学大学院基礎工学研究科
潮 俊光 大阪大学 大学院基礎工学研究科

関連論文

▼もっと見る